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もう「怖い・話せない」とは言わせない!オンライン英会話の苦手意識を克服し、楽しく継続するための完全ロードマップ

「うちの子、英語は嫌いじゃないみたいだけど、いざオンライン英会話の時間が近づくと、なぜかモジモジしちゃう…」

そんな光景、目に浮かびませんか?

グローバル化が進む今、「わが子には楽しく英語を身につけてほしい」と願って始めたオンライン英会話。でも、画面越しの外国人講師に緊張してフリーズしてしまったり、「沈黙」が怖くてレッスンを嫌がるようになってしまうと、「せっかく頑張っているのに、もうやめた方がいいのかな…」と、お母さん自身が不安になってしまいますよね。

大丈夫です。その**「苦手意識」は、お子さんの頑張りが足りないせいではありません**。ちょっとした準備と工夫で、オンライン英会話は一気に「楽しい時間」に変わります。

このロードマップでは、お子さんが「怖い・話せない」状態から抜け出し、自信を持って継続できるための具体的なステップを、原因分析からレッスン後のフォローまで徹底解説します。さあ、今日から親子で一緒に、オンライン英会話を心から楽しめるようになりましょう!

目次

オンライン英会話が「苦手・怖い」と感じる根本的な原因を徹底分析

「うちの子、英語は嫌いじゃないみたいだけど、いざオンライン英会話の時間が近づくと、なぜかモジモジしちゃう...」

そんな光景、目に浮かびませんか?

グローバル化が進む今、「わが子には楽しく英語を身につけてほしい」と願って始めたオンライン英会話。

でも、画面越しの外国人講師に緊張してフリーズしてしまったり、「沈黙」が怖くてレッスンを嫌がるようになってしまうと、「せっかく頑張っているのに、もうやめた方がいいのかな...」と、お母さん自身が不安になってしまいますよね。

大丈夫です。その**「苦手意識」はお子さんの頑張りが足りないせいではありません**。

原因を正確に把握すれば、解決策は必ず見つかります。

ここでは、お子さんがオンライン英会話を「怖い」「嫌だ」と感じてしまう根本的な3つの理由を、お母さんの目線で徹底的に分析します。お子さんの本音に寄り添い、前に進むための第一歩を踏み出しましょう。

1-1. 外国人講師とのマンツーマンによる精神的な不安

お子さんがオンライン英会話を「怖い」と感じる最大の理由は、画面の向こうにいる**「外国人講師」とのマンツーマン**という非日常的な状況が生み出す精神的なプレッシャーです。

大人の私たちでも初めての環境では緊張しますから、子どもであればなおさらです。

まず、多くの子どもが抱えるのが「失敗への恐怖」です。単語や文法を間違えたら笑われるのではないか、話が通じなかったらどうしよう、という不安が頭の中で膨らみます。

特に完璧主義な子ほど、この恐怖心が強くなります。
また、レッスン中に言葉に詰まってしまう「沈黙の瞬間」も、子どもにとっては非常に重いプレッシャーです。
沈黙を破らなければ、という焦りから、ますます言葉が出なくなってしまう悪循環に陥ります。

さらに、文化や習慣が異なる外国人とのコミュニケーションそのものへの不安もあります。
先生の表情が読み取れない、話すスピードが速すぎる、リアクションがわからない、といった要因が重なり、レッスンが「楽しい学びの時間」ではなく、「乗り越えなければならない試練」に変わってしまうのです。

お母さんがこの不安を理解し、「間違えても大丈夫だよ」という安心感を与えてあげることが、克服の第一歩となります。

1-2. 会話力の不足からくる具体的な問題点

精神的な不安の根底には、英語力、特に「会話力」の不足からくる具体的な問題点があります。
子どもたちが「話せない」と感じる瞬間は、大きく分けて二つあります。

一つ目は「聞く力(リスニング)の不足」です。
講師が話す英語が単なる「音の羅列」にしか聞こえないと、そもそも会話のスタートラインに立てません。
講師の言っていることが理解できないため、質問に答えようにも適切な単語が思い浮かばず、最終的に「フリーズ」してしまいます。特にネイティブに近い速度で話されると、知っている単語であっても聞き取れないことが多く、自信を失う大きな原因となります。

二つ目は「スピーキング(瞬発力)の不足」です。
頭の中で「日本語→英語」に翻訳している間に時間がかかりすぎ、とっさに言葉が出てきません。
知っている単語や文法はあっても、それを瞬時に口に出す訓練が不足しているため、「会話のキャッチボールが成立しない」と感じてしまいます。

さらに、単語一つ一つの「発音の間違い」や「文法ミス」を気にしすぎるあまり、完璧な文章を構築しようとして、かえって口が重くなってしまうという悪循環も生まれます。

これらの具体的なスキル不足が、子どもに「自分は英語が話せない」という強い苦手意識を植え付けてしまうのです。

1-3. レッスン環境とモチベーションのミスマッチ

お子さんの苦手意識は、必ずしも英語力やメンタルだけの問題ではなく、「オンライン英会話サービス」との相性が原因となっているケースも多くあります。

特に深刻なのが「講師との相性」です。子どもにとって、レッスンを担当する先生は英語を学ぶ「窓口」そのものです。

毎回講師が変わるサービスで、相性の悪い先生に当たってしまうと、それだけでレッスンが嫌いになってしまいます。もし先生が早口だったり、笑顔が少なかったり、子どもの反応を待たずにどんどん進めてしまうタイプだと、子どもは「自分は理解されていない」と感じ、英語への意欲を大きく削がれてしまいます。

また、選んでいる「教材やコースのレベルが合っていない」こともミスマッチの原因です。

難しすぎる教材に挑戦してしまうと、常にわからない状態が続き、自己肯定感を下げてしまいます。一方で、簡単すぎると飽きてしまい、「上達している実感がわかない」ため、学習の目的が曖昧になり、モチベーションが維持できなくなります。

特に、初心者なのに「フリートーク」を勧められると、沈黙の時間が多くなり、最も苦手意識を強める要因となります。

このような環境とモチベーションのミスマッチを解消するためには、お子さんに合ったサービスや講師選びを見直すことが、楽しく継続するための鍵となります。

【レッスン前】不安を解消し、自信を持って臨むための事前準備と心構え

「レッスン開始5分前になると、お腹が痛くなる...」「今日も沈黙したらどうしよう...」

お子さんがそう感じるのは、単に「英語が話せない」からではありません。**「何が起こるか分からない」**という不安こそが、苦手意識の最大の原因です。不安は「準備」で必ず解消できます。

試合前のウォーミングアップと同じように、オンライン英会話も「レッスン前の過ごし方」が成功を左右します。

このパートでは、お子さんが自信をもってカメラの前に座れるようになるための、具体的な事前準備と、お母さんと一緒に取り組むべき**心の準備(マインドセット)**を徹底解説します。

沈黙を恐れず、笑顔で「Hello!」と言える自分になるためのロードマップです。

お子さんを不安にさせない、成功への土台をしっかり築きましょう。

2-1. レッスンをスムーズに進めるための徹底予習

レッスン前の予習は、お子さんの不安を解消し、自信を持って発言するために最も効果的な「特効薬」です。

事前にレッスン内容が分かっていれば、「何が起こるか分からない」という恐怖は劇的に減少します。予習の目的は、すべてを完璧に理解することではなく、「今日のレッスンで使う単語やフレーズを一つでも多く知っている状態」を作ることです。

まず、必ず使用する教材の予習を徹底しましょう。レッスンページを事前に開き、今日学習する新しい単語やキーフレーズ、文法事項を親子で一緒に確認します。

このとき、お母さんが「完璧に覚えなさい」とプレッシャーを与える必要はありません。

「これ、知ってるね!」「これ、おもしろい単語だね」といった声かけで、単に目を通すだけで十分です。これにより、レッスン中に講師がその単語を言ったとき、「知っている単語だ」という安心感につながります。

次に重要なのは、レッスン中に起こりがちなトラブルを乗り切るための「便利フレーズの準備」です。

例えば、聞き取れなかった時に使う「Could you say that again?」や、考える時間が欲しいときの「Let me think...」といったフレーズを、メモ帳などに書いて手元に置いておきましょう。

そして、レッスン開始時に必ず伝える挨拶や自己紹介の鉄板フレーズも、スムーズにレッスンに入れるように事前に発音練習しておくことが有効です。

最後に、レッスン中に講師に聞きたい質問や、レッスン後のフィードバックを求める方法も整理しておきます。

事前に準備を整えることで、「分からないことがあっても大丈夫」という心の余裕が生まれ、子どもはレッスンに積極的になれるのです。

2-2. 苦手意識を減らす講師と環境選びの戦略

オンライン英会話の苦手意識は、「サービス選び」や「講師選び」の戦略を少し変えるだけで、大きく軽減できます。お子さんが心からリラックスして話せる最高の環境を意図的に作り出すことが重要です。

まず、初心者のうちは「日本人講師」や「非ネイティブ講師」を選ぶという戦略を検討しましょう。

ネイティブ講師の発音は素晴らしいですが、話すスピードが速すぎたり、文化的な背景の違いから会話が弾まなかったりする場合があります。

一方、日本人講師なら日本語でフォローしてもらえる安心感があり、非ネイティブ講師(特にフィリピンなど)は、ゆっくりと分かりやすい英語で話してくれる傾向があり、お子さんのリスニングの負担が大幅に減ります。

次に、講師を選ぶ際は、口コミやプロフィール写真を見て、「優しい、笑顔が多い、子どものレッスンに慣れている」講師を徹底的に探して固定することが、最も効果的です。

毎回違う講師とレッスンするよりも、お気に入りの先生とレッスンを重ねることで、信頼関係が生まれ、緊張感が薄れます。

お気に入りの先生を見つけたら、その先生のスケジュールに合わせて予約を入れるくらいの覚悟で臨みましょう。

そして、レッスンの形式にも注意が必要です。
英会話に慣れていない段階で「フリートーク」を選ぶと、沈黙の時間が長くなり、苦手意識が増幅されます。必ず、イラストやテキストが用意された「教材あり」のレッスンを選びましょう。

教材があれば、次に何を話すかが予測できるため、子どもは安心してレッスンに集中でき、沈黙の恐怖から解放されます。

2-3. 苦手克服のための「マインドセット」の確立

お子さんがオンライン英会話の苦手意識を克服するためには、親御さんが主導する「心の準備」、すなわちマインドセットの確立が欠かせません。

この心の準備は、英語の知識よりも大切かもしれません。

最も重要なマインドセットは、「話せなくて当たり前、間違えて当たり前」と割り切ることです。

私たちは外国語を学んでいるのですから、間違いは進歩の証です。「間違えたらどうしよう」という不安を取り除くために、お母さんから積極的に「たくさん間違えてもいいんだよ」「先生の間違い探しを手伝ってあげようね」といったポジティブな言葉をかけましょう。

また、講師からの訂正やアドバイスは、叱られているのではなく、上達のためのフィードバックだと受け止めるよう教え込むことが大切です。

そして、最終的な目標ではなく、その日その日の「小さな目標」を設定することも有効です。

例えば、大きな目標を「ネイティブと楽しく話せるようになること」とするのではなく、今日の目標を「自己紹介だけは完璧に言う」や「Yes/Noだけでなく、ワンフレーズ付け加える」といった非常に低く設定します。

その小さな目標を達成したら、大げさなくらい褒めてあげてください。

この成功体験の積み重ねこそが、お子さんの「自己効力感」を高め、「やればできる」という自信につながります。無理に頑張らせようとするのではなく、お母さんがこのマインドセットを支えることで、お子さんはレッスンにポジティブな気持ちで臨めるようになります。

心の鎧を脱ぎ捨て、「学ぶ楽しさ」を最優先させることが、苦手克服の最短ルートです。

【レッスン中】沈黙や失敗を恐れず乗り切る!実践的な会話テクニック

事前準備を完璧にしても、いざレッスンが始まると、やっぱりドキドキしますよね。

特に、講師の質問が聞き取れなかった瞬間の**「沈黙」**は、お子さんにとって最大のストレス源です。

「どうしよう...」「話さないと怒られるかも...」と焦る気持ちが、さらに口を閉ざさせてしまいます。

でも、安心してください!レッスン中に起こる沈黙や失敗は、実はすべて「会話を続けるチャンス」に変えることができます。

この章では、お子さんが「話せない!」と思った瞬間に使える、魔法のような「便利フレーズ」と、講師との会話を途切れさせないための実践的なテクニックを具体的にお伝えします。

これらの武器を手に入れれば、もう怖くありません。お子さんのレッスンが、**「詰まる時間」から「前に進む時間」**に変わるはずです。

3-1. 会話に詰まった時に役立つ「便利フレーズ集」

オンライン英会話で最も心臓が止まりそうになる瞬間は、講師の言ったことが聞き取れなかったり、答えが思い浮かばなかったりして、沈黙が生まれる時です。

しかし、この沈黙こそが、お子さんの苦手意識を増幅させている張本人です。

この沈黙を恐れず、自信を持って切り抜けるためには、「詰まった時に使う定型フレーズ」を武器として身につけておくことが重要です。

まず、講師の言葉が聞き取れなかった時に有効なのが、丁寧な「聞き返し」のフレーズです。

単に "What?" と言うのではなく、"Could you say that again, please?"(もう一度言っていただけますか?)や、"I'm sorry, I couldn't hear you clearly."(ごめんなさい、よく聞こえませんでした。)といった表現を、メモにして手元に貼っておきましょう。

これを使えば、聞き返したことで会話が途切れず、講師も優しく言い直してくれるため、不安が解消されます。

次に、答えを考える時間が欲しいときのためのフレーズです。

子どもは、質問されたらすぐに答えなければならない、と考えがちです。

しかし、そんな時は"Let me think for a second."(少し考えさせてください)や "Just a moment, please."(少々お待ちください)と伝えるだけで、会話の流れを止めずに時間を稼ぐことができます。

さらに、自分が言った英語が通じなかった場合や、より良い表現を学びたいときには、「助けを求める」フレーズが非常に有効です。

"What would be the correct way to say this?"(これはどう言うのが正しいですか?)と尋ねることで、講師はすぐにフィードバックをくれます。

これらの「便利フレーズ」をレッスン前に親子で声に出して練習し、「沈黙するより、フレーズを使う」という習慣をつけましょう。

これは、お子さんの英語力を向上させるだけでなく、「困っても解決できる」という自己肯定感を育む最高のトレーニングになります。

3-2. 講師を上手に頼るためのコミュニケーション術

オンライン英会話のレッスンは、お子さんと講師が「協力して」英語を学ぶ場です。

苦手意識を持つお子さんほど、講師を上手に頼り、助けを求めることが、レッスンを楽しく進めるための重要なコミュニケーション術となります。

まず、レッスン冒頭で「初心者であること」を明確に伝えることは、恥ずかしいことではありません。

むしろ、最高の自己紹介です。お母さんから先生にチャットで「He/She is a beginner, so please speak slowly.」(この子は初心者なので、ゆっくり話してください)と伝えても構いません。

事前にレベルが分かれば、講師は話すスピードや使う単語を調整してくれ、お子さんは無理なく理解できるペースで会話に参加できます。

次に、話すスピードを落としてもらうリクエストをすることに慣れましょう。聞き取りが難しいと感じた時は、"Could you speak a little bit slower?"(もう少しゆっくり話してもらえますか?)と具体的に伝えます。これは、自分の学習ペースを自らコントロールする練習にもなり、主体性を育みます。

そして、会話でわからなかった単語や文章は、決して放置せずにチャットボックスを活用してもらいましょう。

講師に "Please type it in the chat box."(チャットボックスにタイプしてください)とお願いすることで、視覚的な情報として英語が残り、理解度が深まります。

チャットボックスに残った英語は、レッスン後の復習にも使え、一石二鳥です。

これらのコミュニケーション術は、「自分から動けば、状況を変えられる」というお子さんの自信につながります。講師はプロの教育者です。

遠慮せずに積極的に助けを求め、レッスンをお子さんにとって最も快適な環境に変えていきましょう。

3-3. 積極的に発話量を増やす具体的な工夫

苦手意識を克服するには、「話すことへの慣れ」が不可欠です。

レッスン中に意識的に発話量を増やす工夫をすることで、英語を話すことへの抵抗感を減らし、苦手意識を「楽しい習慣」へと変えていきましょう。

最も簡単な工夫は、Yes/Noだけでなく、理由や感想を付け加える練習をすることです。

例えば、「Do you like apples?」と聞かれたら、「Yes, I do.」で終わらせず、「Yes, I do. Because they are sweet.」(はい、好きです。なぜなら、甘いからです)のように、ワンフレーズ付け加えるだけで、会話の深みが一気に増し、発話量も倍になります。

最初は難しいかもしれませんが、「とにかく一言足す」というルールを決めてみましょう。

次に、「間違ってもいいから大きな声ではっきり話す」ことを意識させます。小さな声でモゴモゴ話すと、講師に聞き返されることが増え、それがまた苦手意識につながります。たとえ間違った英語でも、大きな声で自信を持って話せば、講師は意図を理解しやすくなり、スムーズに次のステップに進めます。お母さんも日頃から「大きな声で頑張れたね!」と声の大きさを褒めるようにしましょう。

さらに、会話のキャッチボールを意識するために、「質問を質問で返す」テクニックも有効です。

講師が自分の話を聞いてくれた後、「How about you, teacher?」(先生はどうですか?)と尋ね返すだけで、会話の主導権を少し握ることができ、子どもはより対等な立場で会話を楽しめるようになります。

これらの小さな工夫を積み重ねることで、発話の成功体験が増え、苦手意識は次第に消えていくはずです。

【レッスン後】効果を最大化し、成長を実感する「振り返り学習」

レッスンが終わると、ホッと一息。お疲れ様でした!

しかし、実はレッスン後の「5分間」の過ごし方が、お子さんの英語の定着率と苦手克服のスピードを大きく左右します。

レッスンでせっかく頑張って話したことも、振り返りをしなければすぐに忘れてしまい、「次もまた同じところで詰まったらどうしよう」という不安につながってしまいます。

この章では、お子さんが「レッスン頑張ってよかった!」と心から思えるようになるための、効果的な**「振り返り学習」のステップをご紹介します。

使えなかった単語を知識に変え、自分の成長を「見える化」することで、お子さんのモチベーションは劇的に向上**します。単なるレッスンの消化ではなく、着実に英語力を積み上げるための方法を親子で実践しましょう。

4-1. 経験を知識に変える「学習ログ」のすすめ

レッスン中の経験を、単なる「記憶」で終わらせず、**使える「知識」**として定着させるために、レッスン直後の「学習ログ」の作成が非常に重要です。

このログは、お子さん自身が書く必要はなく、お母さんが一緒に手伝って作成することで、親子のコミュニケーションを深める時間にもなります。

学習ログに記録すべきは、主に以下の3点です。

使えなかった表現、新しく学んだ語彙・フレーズの記録:
レッスン中に「言いたかったのに言えなかった」フレーズや、講師に教えてもらった新しい単語や表現を記録します。
これを記録することで、お子さんは「次はこれを使おう!」という具体的な目標を持てるようになります。講師がチャットボックスに入力してくれた英語をコピー&ペーストするだけでも十分です。

講師からのフィードバックを具体的な改善点としてメモ:
講師が「この文法が間違っていたよ」「この発音はこうだよ」と伝えてくれたアドバイスは、最も貴重な情報です。これを抽象的な感想ではなく、具体的な改善点(例:「-ingの使い方が曖昧だった」「thの発音が苦手」など)としてメモに残します。

次回レッスンで「苦手箇所を再度練習」するようリクエストする:
最も実践的なのは、学習ログに残した改善点を次回のレッスンで確認することです。
次回レッスンを予約する際、メッセージ欄に「Last time we practiced the past tense. Could we review it again?」(前回、過去形を練習したので、もう一度確認できますか?)とリクエストすることを習慣にしましょう。

この学習ログは、苦手だった箇所を**放置しないための「道標」**となり、お子さんの英語学習をブレのないものにしてくれます。

4-2. 自分の成長を可視化し、モチベーションを維持する

苦手意識を克服するには、「自分は上達している!」という実感を定期的に得ることが不可欠です。

どれだけ頑張っても成長が感じられないと、子どもは簡単にモチベーションを失ってしまいます。「振り返り学習」の重要な役割の一つは、この**「成長の可視化」**です。

具体的には、「成功体験を記録して褒める」ことにフォーカスします。
レッスンが終わった直後、「今日は何が一番上手くいった?」とお子さんに聞いてみましょう。

「今日は覚えたフレーズを一つ使えた」

「沈黙せずに最後まで話せた」

「先生の言ったことが前回より聞き取れた気がする」

「大きな声で挨拶ができた」

これらの「小さな成功」を記録し、お母さんが大げさなくらい褒めてあげてください。
ノートに「Good Job!」シールを貼ったり、スマホのメモアプリに記録を貯めていったりするのも効果的です。

この記録を定期的に振り返ることが、苦手克服の起爆剤となります。例えば一ヶ月後にログを見返し、「以前は聞き返していたフレーズが、今は聞き返さずに済んでいるね!」と具体的に伝えることで、お子さんは自身の成長を客観的に実感できます。過去の自分と今の自分を比較することで、「小さな失敗にいちいちへこまなくなる」精神的な強さも養われ、苦手意識は薄れていくのです。

成長を可視化する習慣は、お子さんが学習を自律的に継続するための大きなエネルギーとなります。

4-3. レッスン外でアウトプット力を鍛える方法

オンライン英会話の苦手意識の多くは、「とっさの瞬発力不足」に起因します。
レッスン中だけではどうしてもアウトプットの量が限られてしまうため、レッスン外の時間を使って、「英語を話す回路」を鍛えることが苦手克服の決定打となります。

一つの非常に有効な方法は、**「独り言」と「瞬間英作文」**です。

独り言(シャドーイング)は、自分の行動や考えをブツブツと英語で口に出す練習です。
完璧な文法でなくて構いません。「I'm drawing a picture.」や「I'm hungry now.」など、簡単な英語で構わないので、日本語を介さずに英語で思考し、発話する癖をつけます。
これを続けることで、日本語→英語の翻訳プロセスをスキップし、英語で直接考える回路を養うことができます。

瞬間英作文は、日本語の短文を見て、瞬時に正しい英文に変換するトレーニングです。
市販の教材やアプリを活用し、「これはペンです」→「This is a pen.」といった練習を繰り返します。
このトレーニングは、会話でとっさに文法的に正しい文章を構築する瞬発力を鍛えるのに最適です。

また、可能であればレッスン音声を録音し、それを聞いて自分の発音と講師の発音を比較してみましょう。
特に、日本人が苦手とする「th」や「r」「l」などの音を意識して、自分の発音を矯正する機会とします。
レッスン外での継続的なアウトプット練習こそが、オンライン英会話での苦手意識を根本から解消し、本番で自信を持って話せる自分を作るのです。

根本的な苦手意識を解消する「レッスン外の自習戦略」


どれだけレッスン前の準備を頑張っても、レッスン中のテクニックを駆使しても、「話せない」という悩みが解消されないことがあります。その原因は、オンライン英会話が始まる前の**「インプット不足」**かもしれません。

オンライン英会話は、あくまでも練習の「場」です。
レッスンだけで英語をすべて学ぶのは、マラソンの大会に出て、走る練習を同時にするようなもの。最も大切なのは、レッスン外で**基礎的な体力(英語力)**をしっかりつけることです。

この章では、お子さんの「苦手」を「得意」に変えるための、レッスン外での自習戦略を解説します。
特に、講師の英語が聞き取れないという不安を解消する「リスニング強化」と、とっさに言葉が出ない問題を解決する「瞬発力養成」に焦点を当てます。もし今のサービスが合わないと感じた時の具体的な対処法もご紹介します。
地道な努力こそが、苦手克服の最短ルートです。

5-1. リスニング力と語彙力を高めるインプット学習


お子さんがオンライン英会話で最もストレスを感じる瞬間の一つは、「講師の言っていることが聞き取れない」時です。
このリスニング力の不足は、レッスン時間内だけで解消するのは難しく、レッスン外の地道なインプット学習が不可欠です。

まず、最も重要なのは「初心者向け教材やYouTubeで、英語に触れる時間を増やす」ことです。
オンライン英会話のレッスンが週に数回だとしても、毎日15分でも英語の音声に触れる時間を設けましょう。
このとき、難しいニュースや映画を見る必要はありません。
子どものレベルに合わせた英語のアニメ、歌、読み聞かせ動画など、楽しいと感じられるものが最適です。
繰り返し同じ音声を聞くことで、英語の音のつながりやリズムに慣れ、レッスンで講師が話す英語を「音」ではなく「意味」として捉えられるようになります。

次に、「基本単語・基本文法(中学レベル)からやり直す」ことの重要性を認識しましょう。
複雑な表現を覚える前に、まずは土台となる基礎語彙と文法がしっかり定着しているかが鍵となります。

特に、中学1〜2年生で習うレベルの単語や文法は、日常会話の8割以上を占めています。
これらの基礎を固めることで、リスニング時に知っている単語が増え、会話の内容が予測できるようになります。

このインプット学習は、**「レッスンで使いたい表現を貯金する」**行為です。貯金が増えれば増えるほど、お子さんはレッスンで自信を持って話せるようになり、苦手意識は自然と解消されていくでしょう。

5-2. 英会話の瞬発力と応用力を養うトレーニング


会話力が不足していると感じる原因の多くは、「英語の瞬発力」の欠如にあります。
頭の中で日本語から英語への翻訳プロセスが入ることで時間がかかり、結果的に沈黙が生まれてしまうのです。
この苦手意識を根本的に解消するには、レッスン外で瞬発的なアウトプットの訓練を積む必要があります。

最も効果的なトレーニングの一つが、「口頭英作文」です。
これは、日本語の文章を見て、瞬時にそれを英語に変換して口に出す練習です。
市販の教材やアプリを使って、短い日本語のフレーズ(例:「私は昨日、公園に行きました」)を何度も繰り返し英語で言ってみましょう。
このトレーニングの目的は、文法的に正しい文章を無意識で組み立てる回路を脳内に作ることです。
最初は時間がかかっても、繰り返すうちに日本語を介さずにスラスラと英語が出てくるようになります。

また、「get, take, help」など基本動詞を使った応用表現を覚えることも、会話の応用力を高めます。難しい単語を知らなくても、これらの基本動詞を使いこなせれば、言いたいことのほとんどを表現できるようになります。

例えば、"I am confused."(混乱している)を"I can't get it."(理解できない)と言い換えるなど、基本動詞の多義性を学ぶことで、語彙力が少なくても会話の幅が広がることを実感できます。

これらのトレーニングは、地味に感じるかもしれませんが、確実に英語の反射神経を鍛えます。レッスンでこれらの瞬発力が発揮され、「あ、言葉が出た!」という成功体験につながったとき、苦手意識は一気に自信へと変わるでしょう。

5-3. サービスが合わない場合の「休会・退会」の検討


レッスンを続けているのになかなか苦手意識が克服できない、あるいはモチベーションが低下し続けている場合、それは**お子さんと今のオンライン英会話サービスとの「相性」**が根本的に合っていない可能性があります。
合わないサービスを無理に続けることは、英語嫌いを加速させるだけです。

もし以下のいずれかに当てはまるなら、サービス・コースの変更を検討する時期かもしれません。

毎回講師選びで疲弊してしまう

教材が難しすぎる、または簡単すぎてつまらない

予約が取りづらく、学習ペースが乱れる

特に、初心者の場合は「初心者向け教材が充実したオンライン英会話」を選ぶことが重要です。
イラストが多く、レッスン進行が明確で、講師の教え方のトレーニングに力を入れているサービスに切り替えるだけで、不安は大きく解消されます。

また、勇気を持って「一度「休会」し、インプット学習に集中する期間を設ける」ことも戦略の一つです。
無理にレッスンを受け続けず、休会期間中はリスニングや単語のインプットに集中し、英語力を底上げしてから、改めて自信を持ってレッスンを再開するのです。
この期間に、AI英会話アプリや、より手厚い指導を受けられる英語コーチングなど、別の学習手段を試してみるのも良いでしょう。

重要なのは、**「継続すること」**です。今のサービスで継続が難しいと感じたら、英語学習そのものを辞めるのではなく、お子さんに合った環境を積極的に探し直すことが、結果的に英語習得の近道になります。

【まとめ】オンライン英会話の苦手は必ず克服できる!今日から始める3つのアクション


ここまで、オンライン英会話の苦手意識を克服し、楽しく継続するための具体的なロードマップを辿ってきました。
お子さんが「怖い」「話せない」と感じてしまう原因は、決して努力不足ではなく、**「準備と戦略の不足」**にあったことがお分かりいただけたかと思います。

苦手克服に必要なのは、完璧な英語力ではありません。
「失敗しても大丈夫」という安心感と、**「困った時に使える具体的な対処法」**を持つことです。

最後に、今日からすぐにお子さんと一緒に実践できる、苦手克服のための**「3つのアクション」**をまとめます。

【今日から始める3つのアクション】
①「レッスン前の5分間予習」を習慣化する(心の準備) レッスンで使う単語や、沈黙したときに使う「便利フレーズ」(*Let me think...*など)を必ずチェックし、「何が起こるか分からない」不安を解消しましょう。

②レッスン直後に「成功の記録」をつける(成長の可視化) レッスンで「聞き取れたこと」「使えたフレーズ」といった小さな成功を記録し、大いに褒めてあげてください。成長を可視化することで、「自分はできる」という自信が育ちます。

③レッスン外で「英語の音に触れる時間」を作る(基礎力の向上) リスニングや基本単語のインプット、あるいは「独り言」や「口頭英作文」で、英語の瞬発力を地道に鍛えましょう。これが、レッスンでのスムーズな会話を可能にする土台になります。

オンライン英会話は、お子さんが世界とつながるための素晴らしいツールです。お母さんのサポートがあれば、お子さんは必ずこの壁を乗り越え、自信を持って英語を話せるようになります。

さあ、今日から「怖い」という気持ちを「楽しい!」に変えて、親子で一緒に英語学習を楽しんでいきましょう!

この記事を書いた人

三比 裕介さんぴ ゆうすけ

こんにちわ!
ブログを読んで頂き誠にありがとうございました!
スタッフの三比(さんぴ)と申します。
4年前から自分も運営しながらベティ先生と英会話を学んでいます!
最初自分も「ドキドキ」でしたが、明るく陽気な方で、日本語教室で働いていたこともありコミュニケーションも抜群でした!

そこで、「この先生の魅力を皆さんにも知っていただきたい」とオンラインレッスンのサービスを立ち上げました。Vetty先生と話すうちに、私の英語力も大きく向上しています(笑)ぜひ一度、無料体験でレッスンの楽しさをご実感ください。